就職する際にも運転免許は有利に働く
「とりあえず必要」なのが運転免許、と言って良いでしょう。
何しろ、就職しようとして募集要項を見ても、たいていの場合、「要普免」と書かれています。
車を運転できる、と言う事が、「社会人として最低限必要な技術」と言う事でしょうか。
確かに、実際に就職してみると、企業には「社用車」と言う物があったりします。
離れた場所にある支店や工場へ行くのに、「電車で最寄り駅まで行って、あとはバスで」などは時間がかかり過ぎるわけですね。
また、展示会に製品を出品する時などの、機材の搬入にも、車は必須となります。
企業活動の様々な面で、車が活躍するシーンは多いと言えるでしょう。
と言う事で、やはり運転免許は就職する上で「とりあえず必要」と言えそうです。
しかし、運転免許を取るのは、なかなか大変です。
これをテーマにした映画がある程で、自動車学校へ通った人であれば、あの苦労は忘れられないものでしょう。
試験は学科と実技の両方ですが、自動車学校で教習を受ければ「実技試験免除」になりますので、多くの人は大変でも学校へ通うと思います。
人気の高い学校では予約がいっぱいな為、教習の「キャンセル待ち」が必要だったりで、思わぬ大変さがあります。
かと言って、あまりにも閑散とした学校では、なんだか不安な気分になってしまいます。
実際に教官を横に載せて運転の練習を始めても、あまり怒鳴られても嫌になりますし、逆に何も言われないのも不安になります。
そもそも、自分の運転が上達しているのか、初心者には判りません。
免許を貰っても、最初は路上を走る自信なんて無いワケです。
ところが、人間は慣れるもので、通勤などで毎日運転する様になると、あっと言う間に運転は上達します。
車という「足」を手に入れて、どこでも好きな場所へ、それも相当遠くまで行ける様になると、生活がガラリと変わります。
ほとんど「人生が変わった」感じすらします。
友人や恋人と遊びに行くときに、「じゃあ、迎えに行くよ。」と、サラリと言えるのは、何とも言えない気分です。
・・・しかし、この運転免許が「停止」または、「取り消し」になってしまうと・・・その喪失感も大変なものになります。
何しろ、車があっても運転ができないわけです。
どこへ行くにも電車、バス、徒歩となります。
交通費も発生しますし、雨の日などは、本当に大変です。
こうなってみて改めて「免許証の有り難さ」が身に染みるわけですが、普段は意識できていないと言う事ですね。
「とりあえず」と取得しても、結局は、無くてはならない物になるのが運転免許です。
日々の運転には、細心の注意をして、免許をなくさない様にするのが良いと言えるでしょう。